そうだ!兵庫県の木を使って家を建てよう。

近年、豪雨による土砂崩れや川の氾濫などの自然災害が多くなっていると感じませんか?

 

異常気象がその理由の一つですが、荒れ続けている山林もその原因となっています。

 

 

昔、スギやヒノキは、戦後の復興や高度経済成長期の旺盛な木材需要に応えるため、国をあげて植栽されてきました。 年月を経て、今やその6割以上が収穫可能な成熟した森林(46年生以上)へと育っており、資源としての積極的な利用が求められる時代になりました。

 

とは言え、近年、木材の利用が低迷し、燃料としての需要も減っています。それに伴い林業に携わる人々も減ってきています。

 

こうして山の管理が行き届かなくなってしまっているのが現状です。

 

間伐されなくなった木々は密集し、下草が生えなくなります。

そうなると木々の根元が裸地化し、雨が降れば土砂が流出し、倒木した上にさらに雨が降り続くと土砂流に倒木が一体となって流れ出します。

 

 

流木が水流に乗り、流木が衝立となって、堤防を破壊する、橋の欄干を壊すなど大きな被害を与えることにつながるのです。

 

 

 

 

 

兵庫県の面積に占める森林面積は、県土の約67%となっています。

 

最近では再び、木造建築(家屋))の良さが見直されてきています。

木材は環境にも人にもやさしい特別な資源です。

木は、二酸化炭素を吸って成長しています。

そして建築材となり、二酸化炭素を炭素として固定します。

建築材を燃やしたり、廃棄したりすると建築材の中に固定されていた炭素が二酸化炭素として大気に出てしまいます。
つまり、木の家を建て住み続けることにより、温室効果を生み出す二酸化炭素の増加を抑えることができると言えます。

例えば、延床面積136m2の木造家屋を想定すると、使用する木材は約24m2なります。結果として、蓄えている炭素量は6tにも及ぶ計算となります。

木の家一軒で、人が呼吸で出す30年分もの二酸化炭素を都市に固定できるとされています。

 

 

 

このため、木材を住宅資材として利用することは、地球温暖化の防止に役立つと評価されています。(日本住宅・木材技術センター「木材のすすめより」」

 

パルステージでは、人にやさしく心地よい暮らしを提案する上で、地球環境にも配慮し、積極的に兵庫県産の木材を使用した家づくりを行っています。

また、兵庫県産の木材を一定以上使用した住宅では特別融資制度を受けることができます。

https://web.pref.hyogo.lg.jp/nk14/af13_000000017.html

 

R.