玄関土間

本日伺った半年前にお引渡ししたお施主様宅にて、玄関先で近況などお話ししていたのですが、

お客様が「玄関良かったです!電動自転車をそのまま入れているんです♪」とお話しして下さいました。

お客様のお家は、いかにも街中に建つ都市型住宅という形で、敷地の間口も(当然お家の間口も)決して広くはなく、大きくはない敷地でも設計の工夫で『明るく、風通し良く、せま苦しくなくて広く感じるように、豊かな空間で快適に暮らすことのできる家を』と思って建てたお家です。

玄関も決して広くはないのですが奥行き方向にスペースはとれるので「ベビーカーはここに置いたりできますね」と検討段階でもお話ししていました。

引越と共に職場復帰されて、電動自転車を使うようになった奥様。自転車を玄関に試しに入れてみたら、案外苦もなく入れれて、玄関の通行にも邪魔にならず、ちょうどいいみたいです

今は奥様の自転車を置いていますが、お子さんがもう少し大きくなるとストライダーのようなペダルなしバイクを置いたりと、お子様のものを玄関土間に置いたりするのでしょうね。

 

過去にも、土間のあるお家を建てさせていただきましたが、

土間の部分で遊んだり、ものを置いたり、内と外の中間として使ったりと、どのように使うか考えるとわくわくします☆

当然ながら、土間の部分もお家の床面積に含まれる部分。土間にした方がいいか、床にした方がいいかは悩ましい部分で、お客様それぞれのライフスタイルによって決める必要があります。

 

でも、このコロナ自粛生活によって、家の「外」の空間や、濡縁・デッキなど「内と外」の間の空間、そしてこの玄関土間のような空間は、多目的に使えて、家にいながら外を感じる場所として、今まで以上に見直されるのではないかなと思います。