住宅まめ知識 -省エネ住宅ー

住宅の省エネ性能は、国が定めた3つの基準により評価されます。(国土交通省HPより)

 

1.外皮平均熱貫流率による基準UA(ユーエー値)

住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値(熱損失の合計を外皮面積で除した値)のことです。

 

2.冷房期平均日射熱取得率による基準ηAC(イータエーシー値)

窓から直接侵入する日射による熱と、窓以外から日射の影響で熱伝導により侵入する熱を外皮面積で除した値のことで、値が小さいほど住宅内に入る日射による熱量が少なく冷房効果が高くなります。

 

※上記にはどちらも8つの地域区分が適用されます。

 

3.一次エネルギー消費量

動力源ごとに定められた換算値を用いて、家全体で年間に使われている消費エネルギー量を熱量として合計した数値のことで、

計算対象は冷暖房設備・換気設備・給湯設備・照明設備・家電の5項目です。

 

 

これらだけをみると、窓や開口部、などは出来るだけ小さく、吹き抜けなどもない方が省エネにつながりそうですよね。

 

でも、それでは住む人の満足度快適度合は下がってしまうのではないでしょうか。

 

パルステージが大切にしている「我が家が一番」と思えるような気持ちいい家を建てるためには、省エネと快適さを兼ね備えたものでなくてはならないと思っています。

 

そこで、デザインはお施主様の好みを最大限取り入れ、

住宅性能の面で高気密・高断熱とすることで省エネ基準をクリアし、

さらには太陽光発電などでエネルギーを生み出す方法もあります。

 

また、ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)をご存知でしょうか?

以前にもご紹介しましたが、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」のことです。

 

我が国では、エネルギー基本計画(平成30年7月閣議決定)において、「住宅については、2020年までに新築する注文戸建住宅の半数以上で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」とする政策目標が設定されています。

 

 

パルステージはZEHビルダーです。

 

R.